失敗しない健康食品を選ぶ9つのチェックポイント!!


      2.成分表示を明確にしているか?      


望ましいのは、ラベルに原材料名が物質名で全成分表示してあることです。

一括名(光沢剤、香料、酸味料、乳化剤など)だけがラベルに表示してあって、使っている物質名が何かわからないものは調べようもないので、避けたほうが無難でしょう。

これらを表示する事が当たり前のように思えますが、日本の健康食品は、食品に分類されるので、摂り方についてさえも最低限の情報さえラベルに書いてはいけないことになっています。

例えば、合成の健康食品は食事と一緒か食後すぐに摂ったほうがよく吸収されます。

ビタミンCは酸性ですので、胃の中に食べ物がないと胃を荒らすことがあります。
またビタミンEなどの脂溶性ビタミンは、脂肪を含む食べ物と一緒に摂るか食後でないと吸収されません。

「えっ?それを書いてはいけないってどうして?
書いてくれないとわからない!」


と思いませんか?

それは以下の理由からです。

それは、薬事法上、そんなことはラベルに一切書いてはいけないことになっているからです。
理由は、「クスリと間違えるから」というのですが、一体どこにそんな人がいるのでしょうか。

ラベルにはしっかりと「食品」と書いてあるのです。

そんな実体のない理由で、必要最低限の情報さえ消費者に知らせることができないということのほうがよほど国民のためにならないと私は思うのですが、皆さんはどう思いますか。

ところが、アメリカの健康食品は製品パッケージの1つ1つにきちんと内容成分が表示されており、1回あたりの摂取量はもとより、RDA(1日に必要な摂取量)の何%をその健康食品で補えるかなどの情報も明示しています。(さすが健康食品先進国ですね)

自分が選択した健康食品に何が含まれているのかを私たち消費者は詳細に知ることができるので、とても安心です。

隠すことなく必要な情報を消費者に提供して、消費者が選択する際の参考にしてもらい、最終的には消費者自身の責任で選択するというのが大人の社会の大原則ですよね。

情報も開示してくれないと、選びようがありません。

結局、「大きな製薬会社が作ってるから大丈夫だろう・・・」という感じで選ぶしかないのです。(大丈夫じゃないかもしれないのに(TT)



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