失敗しない健康食品を選ぶ9つの
チェックポイント!!


      9.十分な栄養素が含まれているか?      


日本の多くの健康食品は、含まれているビタミンやミネラルの量が少なすぎます。

その傾向はビタミンの方が甚だしいようです。

私達は別に壊血病や脚気などの古典的なビタミン欠乏を予防するために健康食品を購入する訳ではなく、より良い健康状態を望んでいるのですよね。

それなのに、「所要量」に基づいたわずかな量の合成ビタミンを摂る必要などありません。
「所要量」というのは、古典的な欠乏症を予防する為の量です。その程度の量は、食事で十分摂れますし、むしろ食事で摂らなければならない量です。

また最近では、噛んで食べたり、ドリンクとして飲んで摂ったりするタイプのものが増えてきました。
このタイプのものは味をよくするために、甘味料などの添加物が多くなります。
でも、これらのものは、お菓子よりもおいしくない上、値段も高くなります。
お菓子にビタミンやミネラルを添加すれば、付加価値が付き高く売れるので、ビタミンやミネラル入りのお菓子自体も増えているのです。

しかし、これらのものを含め、日本の健康食品は摂っても摂らなくても変わらないというようなものがほとんどというのが現実です。

ほとんど何の役にも立たないものを普通のお菓子より高い値段で買う人はいないはずです。

また、余計な添加物を取り込んだり、合成のビタミンやミネラルを取り込んだりするだけ、かえって不自然で体に悪いと言えるかもしれません。

そういう認識が広がれば、将来的には、日本の健康食品市場も変わってくると思います。(変わって欲しいと思います。)




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