◆セントジョーズワート
ヨーロッパでは広く使われているハーブで、ドイツでは抗うつ剤として医薬品の扱いを受けています。脳内のセロトニンを増やす事から、アメリカで大ブームを引き起こした抗うつ剤のプロザックと同じ作用メカニズムと考えられ、「天然のプロザック」と呼ばれています。 また、最近の研究では精神障害に効果が認められており、ほかの向精神薬と異なり副作用が報告されていません。筋肉を弛緩させる作用もあり、生理痛を和らげたり、去痰薬にもなります。ヨーロッパでは胃潰瘍などの消化器系疾患の治療にも使われています。 ニューヨーク大学とイスラエルのヴァイツマン科学学校での動物実験で、セントジョーズワートにはHIV(エイズ)ウイルスの増殖を妨げる作用があることが認められています。実際のエイズ患者への効果に関しては現在研究中です。
★副作用のない天然の”抗うつ剤” ★消化器系の疾患の治療にも | | |